今日のぼく鉄

メトロに乗って
4月30日(月曜日)



遠くに出かけるのもいいけれど
普段行けそうで、それでいて行けていない
そんなところに行くのもいいよね
ここは、ぼくが小学校3年までいたところ
もちろん地下鉄なんてなっかたけど
かわりにトロリーバスが走っていた
引っ越して半世紀
全く来なかったわけではないけれど
やはり懐かしい面影



確かに玉乃屋さんといううどん屋さんがありました
今はもう朽ちています
その奥の工事中のあたりに僕の家がありました
大阪メトロに代わって初めて乗った地下鉄
少しだけ、タイムスリップした気分
(野江内代)




まるでランプのような灯り
4月29日(日曜日)



駅というのは面白いもので
出口によって全然表情が違う
この駅も、東側はJRの乗り換えやらで機能性重視
対照的なのが西口
高い天井と、アールデコ風のアーチ
そしてモダンな照明
さすがにここはカラーでとカメラを
モノクロから晴天日陰モードに変更
うまい具合に、赤味がかった色に仕上がった
この日の機材は、もはやOLYMPUSも脱落して
GRのみ
ストリートスナップで最大の撮影機材は
最近、坐骨神経痛に悩まされている
自分の脚です
(神戸三宮駅)




白い靴下
4月28日(土曜日)



GW初日
特にどこに行くわけではないが電車に乗る
途中で
賢そうな男の子とお母さんが乗ってきた
子供は、いつの時代も外が好き
お母さんは、ちゃんと靴を脱がせてあげたよ
昔は当たり前だったけど
今は、そういったことに無頓着な親が多い
かの国では、まず見かけない
そうか、
だから電車もバスも椅子が樹脂製なんだ
スマホなんか見ずに、いつまでも車窓に
興味を持ってほしいなぁ
(阪急電車)




カメラが写真を撮るわけじゃないんです
4月27日(金曜日)



これは、通勤途中に目に留まったツツジ
いい色してますし、背景はぼけて
茎の毛まで写っている
これで1/1.7インチセンサーのコンデジで
トリミングもしている
α7RmV発売後、ソニーさんに流れるカメラマンが多いようです
確かに写りはいいね
でも
カメラは写す道具で、撮るのは人間
僕はカメラマンじゃなくて、写真家でいたい
たとえ、全くの無名でも
そう思うと、尽き果てることないカメラ呪縛から解放される
でも
ライカM6は、欲しいよねぇ
(通勤の小路)




写真の品格
4月26日(木曜日)



昔、職場でバンドやってた時
練習スタジオに集まってから練習するヤツがいました
あくまでスタジオは、音合わせの場所
遊びぐらい真面目にやれよ!といったものです
今の僕にとって最大の趣味は写真を撮ること
よって、大真面目に取り組んでいます
「写真は、自由であるべきだ」
が持論ですが、そこに品性が伴わないとゲスになる
そういった意味で
大真面目に撮った一枚です
(京都駅)




さよなら キヌさん
4月25日(水曜日)



僕は、カープファンじゃないけれど
鉄人 衣笠は、好きでした
死球を受けても、文句も言わず1塁へ向かう
強いから優しくなれるんだ
違うよね
優しいから強くなれるんだよね
一度も、監督やコーチとしてユニフォームを着ることはなかった
それは、たぶん
勝った負けたの世界を超えた
そんな人だったから
僕のヒーローが、また一人いなくなった
それでも、先に進めとレールが言っている
(北碚站)




三カ国合同飲み会を終えて
4月24日(火曜日)



人影もまばらな三国駅
久しぶりの飲み会
メンツは、中国人3人 韓国人1人
 そして僕 日本人一人
中国人の柳さんいわく
「ああ、だから三国で飲み会なんだ!」
なるほど うまいこと言いますね
40代までこんな人生があるとは思わなかった
あの時、思い切って飛び出してよかったなぁと思う
いろいろ問題はあるよ
でも、自分が変わらないと何も変わらないんだよ
特に若い人に言いたいね
飛んでみたところで
失うものって意外に少ない
得るものの方が多いのが
人生は捨てたもんじゃない所以かなぁ
(三国駅)




ついて来るかい 何も言わないで
4月23日(月曜日)



少し下がって、ご主人の後ろをついてゆく奥さん
日本じゃ見かけなくなった風景
いかにも亭主関白らしい後姿
憧れるなぁ
軌道の中じゃ、前に出にくかっただけなのか
そんなことはありません
1時間ほどして、このまんま帰ってきたもん
憧れはするけれど
前でも後ろでも、どっちでもいいよ
元気でいてくれたらそれだけで
(いつもの北碚站)




何もなかったように
4月22日(日曜日)



この週末は、ええお天気でしたねぇ
暑くもなく寒くもなく
絶好の徘徊日和でした
いつも電車で通り過ぎている所を歩いてみる
新しい発見があるものです
昭和6年に架設された淀川大橋
先の大戦にも耐え、いまだ現役
会津地方では、先の大戦といえば
戊辰戦争って、ホンマですか
(中津〜十三)




彼女なら分かってくれそう
4月21日(土曜日)




京都三条西詰
1864年7月8日 
尊王攘夷の志士たちを新選組が襲った
今から154年前の出来事
たぶん、その時の恨みを買って
局長近藤勇は、板橋処刑場で斬首になったのではないか
僕はそんなふうにおもいます
今はひっそりと建つ石碑に関心を持つ人も少なく
多くの人が往き過ぎる
外国のかたならなおさらかなぁ
観光名所もいいけれど
昔のサムライが生きた痕跡がそこにある
言ってくだされば、説明いたしますのに
流暢な北京語で 
通じるかなぁ
(池田屋後)




この季節 いつもの時間
4月20日(金曜日)



なんかカメラの中のフィルムに露光している感じ
そんな風に見えませんか?
パンタグラフは遠いのでそれなりにボケて
女性は近いので首の髪の毛まで
しっかり解像している
ちょうどこの時期、天気がいいと
いい角度で光が差し込みます
格子のタイルなので、今風に言えば画素ですよね
いつもの駅でも良く見ると新たな発見があります
ただ、首のところに太い線が入ったのか
仕方ないとは言え、ちと残念
(曽根駅)




写真撮っていいですか?
4月19日(木曜日)



なんて断っていたらこんな表情は撮れないよ
彼女の顔が、夕日に照らされた瞬間にシャッターを切ったので
フォーカスが間に合わず、機関車にピンが行ってしまっているけど
この場合は、結果オーライでした
こういう写真を撮る場合、ひるんじゃいけない
そして、オバサンが通り過ぎてもカメラを下ろさない
機関車が通り過ぎるくらいまで粘る
あくまで、列車を撮っているんだぞ!
このオーラが大事なんです
(北碚站)




サンロード
4月18日(水曜日)



水平線は、文字通り水平が写真の基本ですが
思いっきり傾けてみたよ
今日は24Lからのアプローチ
こんな夕焼けを見ていたら
日本に帰ってきたなぁという気になります
やっぱ、ええ国やね
中国の人には、京都・奈良もいいけど
この夕日がどんなに素晴らしいかを
考えていただきたいですね
(関西空港)




まだちょっと寒くねぇ
4月17日(火曜日)



仕事が定時で終わり、まだ明るいので
いつもの駅までやってきた
暑いとはいえまだ四月
日も傾いての行水は、ちょっと寒そう
なんとか、今回は北碚撮影ができました
久々にハードな出張でしたが
これで心置きなく
明日帰ることが出来ます
(北碚站)



鉄道写真もDAIDOモードです
4月16日(月曜日)



以前、雑誌でここから撮った夕日に映える
印象的な写真を見たんですが
あれは、テレコン付けて1000mmくらいにしないと
撮れないと分かりました
ぼくの機材じゃ無理
横で撮ってたお兄さんは結構長玉
「すみません それ何ミリですか」
「500」
たったそれだけ
愛想のねぇ野郎でした
(東福寺付近)




ぼくは写真家です
4月15日(日曜日)



今回の重慶出張で持ってきた旅の1冊は
阿川大樹著「終電神様」
事故で緊急停車する電車を軸に
それぞれの人生を垣間見る短編集
その中のでも「高架下のタツ子」がいい
そこに
「あなたも芸術家なんだ」
「いいえ、イラストレーターです」
「絵書きさんってことね。芸術家じゃない」
「芸術家は行き方で、イラストレーターは職業です」
ってくだりがでてくる
人はとかく相手の職業や地位を気にするけれど
本当は、生き方なんですよね
上のオジサンをスナップして
そんな事を伝えたくなりました
(重慶市 天生)




ホームのポスト
4月14日(土曜日)



旅先から気に入った絵葉書を投函する
今思えば随分と粋なことだったように思う
今じゃSNSって言うんですか
ぼくは、使ったことないですけどね
写真はやっぱ印刷しないと良さがわからない
このしんどい重慶出張が終わったら
写真用のプリンター買おうかな
プリントショップに出すと
なぜかなものすごくアンダーなんやもん
(京都駅)




はんなりと生きたいなぁ
4月13日(金曜日)



子供には子供の悩みがありますが
ジジイにもそれなりの悩みがあります
トシ食ってる分だけ深刻のような
気もしますが
まあ、今更どうしようもない
なんかものすごく疲れた一日でした
(京都駅)




久々のBokutetsu
4月12日(木曜日)



何度も通っていて、一度は来たかった跨線橋
東に向かって京都を出ると
すぐにトンネルに入ります
在来線は、もう少し先
抜けると山科
思えばこのトンネルも、50歳を越えました
速度を落としたN700系の横をEF65が抜いて行きます
(京都〜山科)




引っ掛けますよ、お嬢さん
4月11日(水曜日)



コートの袖から颯爽とのぞくEOS Kiss
余計なお世話ですが
ストラップは手首に巻いたほうがいいと思うのですが
この純正のストラップがこれまた巻きにくい
巻くのならやはり革ストラップ
日曜日は、コートでちょうど良かったんですが
こちら重慶は、暑いんです
夕べからエアコン入れて寝ています
(京都にて)




それぞれのスタイルがある
4月10日(火曜日)



よっ!渋いですね
Nikonのフィルムカメラをちょいと引っ掛けて
僕も欲しいんですよフィルムカメラ
それもレンジファインダーが
ライカは無理ですが、ローライ35なんか
小さくて斬新で、いいですよね
この御仁 いい趣味されているんですが
レンズキャップしているところが気になる
レンズキャップ外す時間って結構デカイ
じっくり構図を練るスタイルかもしれませんね
(京都にて)




翼よ あれが重慶の灯りだ
4月9日(月曜日)



またしても重慶に来ております
今日は、チンタオ経由
例によってだいぶ遅れました
この灯りは、ちょうど朝天門の上空でしょうか
今回は心配事満載
昨日は、京都八坂神社で安全祈願澄み
ご利益があればいいのですが
(重慶市上空)




ミラーレスでミラー
4月8日(日曜日)



こんなカットの場合、連写がモノを言うんだけど
なんせGRは、秒4コマなのでまず使えない
ところが、シャッターのレスポンスがいいんですよ
こいつは
STYLUS1Sじゃ、ワンショットだとどうも遅れ勝ち
今から京都をブラつこうとしてるんだけど
装備は、コンデジ2台体制
もうデジイチに交換レンズもって
ほっつき歩く気にはなりそうもない
(蛍池〜豊中)




トンボ 蝶々も鳥のうち
4月7日(土曜日)



大阪伊丹空港の14(ワンフォ)から離陸した
ヒコーキはすべて左旋回する
ヒコーキの旋回半径は

R=Vの2乗/g・tanθ

で求められるから
対地速度150km/h 先回角度30度としてやね
150×150/9.8×0.5773
=3.97km
山陽新幹線の半径とほぼ同じ

ざっくり言えば、この計算式には
飛行物体の質量は、入っていないので
ハエも150km/hで飛ぶと旋回半径は、同じになる
たまには、ためになる「ぼく鉄」です
(池田〜川西能勢口)




INPUT/OUTPUT
4月6日(金曜日)



アクセス数は、特に気にしてませんが
やはり、励みになっているのは
間違いないのであります
先月は、過去最高のアクセスをいただきました
本当に有難うございます
「ぼく鉄」もこの夏でまる4年
いま密かに新しいサイトの構想を練っています
100枚くらい集まったら試してみようかな
もちろん、ぼく鉄はなくなりませんので
今後とも、ヨロシクお願いします
(阪急電車)




Go!Go!
4月5日(木曜日)



夜明けの駅
モノクロがイイと言いつつ
夜明けと夕暮れは、カラーの出番
出発を待つ電車と乗り込む人影
やはり、駅には人がいなくっちゃ
播但線は、電化区間はここまです
お山にかかる雲もいい色だけど
列車番号が、これまたにくいね
下手な考え休みに似たり
です
(播但線 寺前)




人がいる駅がいい
4月4日(水曜日)



以前から見て下さっている方は
最近、随分作風が変わったんじゃねぇ?
と思うかもしれませんが
じつは、僕もそう思っているんです
まず、モノクロが多いでしょ
余計な色は、要らない気がして
先日は、桜を求めてローカルに行きましたが
どうも以前ほど写欲がわかない
それより都会の鉄道風景が撮りたい
猥雑な中に漂う生活観
いまは、これが好きです
(阪堺電車 恵比寿町)




来たぁ!
4月3日(火曜日)



なんでも舞台裏は、見るもんじゃないですね
レストランの裏側とか、化粧前の○○○とか
昨日の写真は、こんな感じで撮ってます
ちょっと135mmじゃきつかった
珍しく三脚立てて30分まっています
(北条鉄道 播磨横田)




無条件に満開です
4月2日(月曜日)



桜は、そんなに好きじゃないとかいいながら
本日も桜を絡めてと言うか
桜メインの1枚
必死で自動販売機は隠したけれど
電柱が出てきてしまったよ
隣人は、ドローンで空中撮影していたけれど
どんな絵が撮れたんでしょうね





何かが足りない気がして
4月1日(日曜日)



去年、見つけたポイント
4時半起でやってきましたが
お目当ての桜は、五分咲き
誰もいないと思いきや、やはりいましたね
夜明け前ならもっといんだけど
始発でも、もうこんなに明るい
毎年この時期になると桜を追っているけど
桜自体は、そう好きじゃない
パッと咲いてパッと散る
いかにも潔さそうだけど
なんか群れている感じがね
そこがまた日本人に受けるのかなぁ
(播但線 長谷〜生野)