今日のぼく鉄

ブレで表現したいもの
5月31日(水曜日)



このごろ空いてる電車に乗りたくて
だんだん朝の電車が速くなる
目指す電車は地下道をくぐった箕面線から発車
そんな時、この地下道が曲者
階段を駆け上がったところで
扉が閉まったことが幾度あったことか
乗れずに引き返すなんとも情けない気持ち
その日一日の運命を掲示しているようで
ヤなものです
さああ、急ぎましょうぞ
(石橋駅)



六甲隧道
5月30日(火曜日)



昨日の慰霊碑の真下にある六甲隧道
トンネルと呼ばず隧道と書く
中には、右から書いてある歴史ある隧道もいまだ現役
その中でも僕は、丹那トンネルが好き
もし、興味があれば
吉村 昭著「闇を裂く道」のご一読を
(六甲隧道)




のぞみが来るよ
5月29日(月曜日)



久しぶりに新幹線記念公園にやってきました
足元には、六甲トンネルの西宮側坑口がある
難工事につぐ難工事
たくさんの犠牲者を出しました
全長16.25km 抜ければ新神戸駅
何もなかったように、高速で通過してゆく
何もなかったように、ってところが
何よりもの供養です
(六甲トンネル 西宮側坑口)




待ちきれなくて
5月28日(日曜日)



うーん、以外に流れない
そのくせサファイヤ王子はブレ気味
久しぶりに流し撮りを試してみたけど
高速流しより、低速流しの方が難しい
つい先へ先へと行ってしまう
それと手振れ補正がONのまま
まだまだですねぇ
(蛍池〜豊中)




追悼 ムッシュ
5月27日(土曜日)



今夜の夜汽車で旅立つ俺だよ
あてなどないけど どうにかなるさ
あり金はたいて 切符を買ったよ
これからどうしよう どうにかなるさ

今改めて聞くと
当時、フォークソングだと思っていたけど
堂々たるC&Wの名曲です
夜汽車で旅立つには、ふさわしくない人だかり
人知れず去ってゆく雰囲気じゃないね
もう今夜の夜汽車は、サンライズ瀬戸出雲しかありません
この歌詞に漂う、遣る瀬無い気持ちは
伝わらないだろうなぁ
線路の継ぎ目の音に涙する
そんな贅沢な時間は、味わえない
(2015年 上野駅)




いやー、いいね
5月26日(金曜日)



ヒコーキは雲が面白くて
撮り鉄は、駅が楽しい
しかし、いいよね
この木目
十分に乾燥していて、浮き上がって影が出ている
赤いカバンの女性のハイヒールは
あくまでもアクセントです
ホンマかいな
(塩尻駅)




カーブサウンド
5月25日(木曜日)



このごろよく登場するガード下
この先、急カーブがある
徐行して通るので、やや低速シャッターで
車両をブラしてみました
車輪にクルマみたいにデフがないから
内輪差は、レールと車輪のスリップで補う
それがあのカーブ独特の甲高い音になるんだね
でも、あの音がなかったら魅力ないよね
(いつものガード下)




どっちが得かよーく考えてみよう
5月24日(水曜日)



最近の鉄道トンネル工事で
上下線2本と言うのはないよね
素人が考えるに
直径4mの断面は、12.56u
それが2本で25.12平方メートル
複線にした場合、直径8mとして50.24平方メートル
シールドで円断面を掘ったとして倍の断面積
それでも、予算も工期も含めて大断面掘削の方が
得なんでしょうね
ここ、篠ノ井線の第二白坂トンネルも複線トンネルですが
軌道は片側だけ
ちょっと、寂しい気がします
(西条〜明科)



頑張れ 東芝
5月23日(火曜日)



ひかる 光る東芝 まわる回る東芝
はしる走る東芝 東芝のマーク
元の名前は、東京芝浦電気
巨額の赤字も、民間企業だから
自己責任ですが
頑張ってほしいなぁ
(京都鉄道博物館)




チンチン電車 走る
5月22日(月曜日)



阪堺電車の軌道間は1435mm
いわゆる標準軌で阪急電車と同じ
でも、すごく広く見えるよね
それは、電車が小さくて幅いっぱいに
車輪があるかもしれない
頭が平らになった線路と木の枕木がいいね
急坂を上ると大和川
どこまで乗っても210円
(我孫子道〜大和川)




もっと、絞って
5月21日(日曜日)



ここからだと天気のいい日には
新大阪まで見渡せます
大阪でも、ここまで直線で見通し利くのは珍しいのでは
新入りのCanon君にとっては試練の場
先代のTAMRON君より、食いつきははるかにいい
でも、開放では甘いなぁ
やっぱ、f8くらいまで絞らないと
こうやって、望遠の圧縮効果で見ますと
線路って意外とグニャグニャなのがよくわかる
硬いレールも、長さで比べたら針金みたいなものです
(デルタ線)




さすがに空いています
5月20日(土曜日)



今月は、GWがあったため
2週続けての土曜出勤
今までなら、なんでやねんと思うところですが
日給制再雇用の身としては
ありがたいのであります
人間、立場が変わると言うことまで
変わってくる
人の立場に立って、物事考えないといけない
そんな基本的なことが、ようやく分かってきた
今日この頃です
(蛍池駅)




鉄が軋む
5月19日(金曜日)



2度目なので、そう怖くはなかったけれど
やはり、チビリそうなくらいの迫力
10mmの超広角でこの距離ですから
いかに近いかがお分かりでしょ
宮原の操車場からここを通り
大阪駅に入線します
ここで撮り鉄している人には会ったことはないけれど
お気に入りのポイントです
(1.2mのガード下)




ドラマ 「海にゆく日」
5月18日(木曜日



その昔(1989年)まだ元気だった東芝がスポンサーだったころの
日曜夜のドラマ 
故川谷拓三氏演じるところのバスの運転士
いつも大きな橋の袂で左折する
でも、ずっと右に行ってみたい願望を抱いている
家庭でも職場でもうだつの上がらない男
そして、ある日彼は大きくハンドルを右に切る
その表情は、鮮明に覚えているけれど
結末までは思い出せない
ぼくは、仕事を終えて電車を待っている
もし、今からあの白い電車に飛び乗ったら
終着駅に着くころには、すっかり夜のはず
見知らぬ駅に降り立って何を感じるのだろう
この風景を見ると、時々そんなことを考える
(阪急三国駅)




泣きっ面
5月17日(水曜日)



何をぶつけたらこんな風になるんでしょう?
カーブミラーは、球面のプラスチックに
アルミ蒸着して作ります
晩年の緒方拳さんの作品に、カーブミラーを磨いて
磨いて旅する男の物語があります
この映画のすごいのは、主人公に
セリフらしいセリフがない
このカーブミラー
僕には、泣いているように見える
(とあるカーブ)




いよいよ立て看板が建ちました
5月16日(火曜日)



大阪のど真ん中にある瓦葺の駅舎
新大阪駅より24年も前からある駅
そして、閉まっていることの方が多い
有名な「開かずの踏み切り」
休日出勤のたびに、何度来たかわからない
そんな、お気に入りの駅が来年末でなくなります
でも、まだぜんぜん工事してないんですけど



(東淀川駅)




ブラインドの向こうのレオ
5月15日(月曜日)



ではなくて、階段です
この階段、何度も通っているんですが
気がつかなかったなぁ
宝塚線で唯一走っているラッピング電車は
手塚治トレイン「宝夢」
ほとんどのキャラクターが網羅されていますが
一番好きなキャラがない
それはね
「ひょうたんつぎ」
知らないかなぁ
(阪急宝塚線 十三駅)




ここまでくれば曲芸です
5月14日(日曜日)



久しぶりにお気に入りの名所
知る人ぞ知る日本一低いガード下へ
腰痛もちとしては屈むのもつらいのですが
地元の人で自転車を降りる人を見たことがない
どうせならオッサンより女性方がいいに決まっている
と待つこと数十分(これを盗鉄魂と呼ぶ?)
やってきました
サドルを降りての見事なフォームで通過
ぜったい子供のころからの修練の賜物
で、本日の本題は
前回の宿題の鉄道省のプレート



そのクローズアップが、これ



何度目かの塗装もすっかり浮き上がっていますが
昭和5年 鐡道省の文字が見て取れます
たぶん、ちょっとヤスリをかけたら光り輝くのでしょう
鉄って本当に強いよね
(お気に入りのガードした)




見られてる
5月13日(土曜日)



日の丸構図は、良くないと言いますが
シーメントリーな相手ならこれが面白い
さあ、みんな何に見える?
僕が連想するのは鉄人28号
光の加減で本物の瞳のように見えませんこと
一部分を切り取ってみるのも
また、おもしろい写真の世界
(モハ103系)




ゆっくり歩いてみよう
5月12日(金曜日)



ぶらり歩いていて気に入った空間
周りの立派な橋脚に比べて
なんとも薄っぺらいプレートガーター橋
その上を、かわいい電車が通り過ぎる
ところがこれ結構苦労したんですよ
いつくるかわからない上に
この隙間に、電車の顔を入れなくちゃいけんとよ
もう、耳と反射神経だけが頼り
たぶん、自転車で移動していたらよう見つけんかったね
歩くことによって見える風景があります
(京福電気鉄道嵐山本線 山陰本線高架下)




車両のない鉄道風景
5月11日(木曜日)



僕の好きな鉄道写真のジャンルのひとつ
やるべき仕事を終え、次の場所に移っていく
運転士さんも、車掌殿もカッコいいけど
ここにもカッコいい鉄道員がおられます
仕事しているときは
みんなカッコいいのかもしれませんよ
(名古屋駅)




三歩下がって妻の影を踏まず
5月10日(水曜日)



何が難しいって、そりゃ人間関係でしょ
そういう意味で営業の仕事って大変だと思います
でも、その人間関係で一番難しいのは
夫婦関係でしょうね
とくに、歳食うといっそうその度合いが高まる
親しき仲にも礼儀あり
こいつを忘れちゃいけませんやね
(北条鉄道 北条街〜播磨横田)




我が街 池田市
5月9日(火曜日)

 

というタイトルですが
大半は川西市、伊丹市が写っています
池田市に住んで半世紀
実に小さな町で、駅は阪急電車の
石橋駅と池田駅しかないし
面積は、上海浦東空港の半分
でも、小さいながらも山あり、川あり、空港あり
このごろ鉄道車両は、小さくを心がけていますが
ちょっと小さすぎたかなぁ
(五月山より)




昔は、そりゃ小汚い町だったんですが
5月8日(月曜日)



なんです?この斜めの線は?
これは、斜張橋を支えるケーブル
その向こうを、4両編成の「のせでん」が走っています
こうやって改めて俯瞰して気づくのは
屋根の上のTVアンテナが見当たりません
まさか、テレビからアンテナがなくなるなんて思いもしなかった
この日は、黄砂と霞でかなりガスってましたが
新しいCanonの末っ子君 なかなか健闘してくれます
なにより、PLフィルターの口径と
ズームリングの回転方向がそろったのが
うれしい
(五月山より)




連休最後の見っけもの
5月7日(日曜日)



出かけるばかりが能じゃないと
今日は、地元池田を散策
とか言いながら、本当の目的は
新しく仲間入りしたCanon70-300君の力を試すため
五月山の中腹から、飛行場を狙いに
で、合間に阪急電車に目をやると何かが
こいのぼり
いいものみっけ とばかりに下りてきて
川に入っての一枚
新入り君の実力は期待を超えていましたが
これはひとつ兄貴の10-18君の写りです
(阪急電車 池田〜川西能勢口)




考えることがいっぱい
5月6日(土曜日)



2年半、苦楽をともにしてきた
眠たいTAMRONちゃんは、売られていきました
で、新しくきたのが同じく70-300mmのCanon君
これで、All Canonになったわけですが
100K円超えているのはボディだけで
ずいぶんリーズナブルなシステムです
実は高嶺の花の白タマ100-400mmを奮発して
と、一瞬思ったのですがその重量にめげました
徒歩移動が多いので絶対持ち出すのを躊躇います
ところで
「なんだそのヒコーキ写真の撮り方って本は?」
情景的鉄道写真を撮るための勉強の一環です
「追いかけるのではなく、狙ったところに飛び込んでくるのを待つ」
なるほど、それなら無駄なシャッターきらなくてもいいよね
てなことを考えていたらマイGW2日目も終わりです
(In my room)




ひとは空ばかり見ぃてるぅ
5月5日(金曜日)



遅まきながらGWがやってきました
まあ、ただの3連休
でも、我が家で3連休なのは僕だけで
あまり大きな声で言うとヒンシュクを買うのであります
で、このカット
最近、カミさんに
「もう、鉄道写真やめたん?」
と言われるくらい空を見上げている
べつに、プロじゃないんだから
好きなモン撮ればいいんですよ
(東淀川駅 いつもの踏み切り)




天空の鉄路
5月4日(木曜日)



モノレールの魅力は
圧倒的な登坂力
なんてたってタイヤの摩擦はすごい
それに架線ないので絵がすっきりします
GWの出勤日も、撮影機材はフル装備
いつかはと狙っていたポイントから
いいのが撮れました
これで気持ちよく仕事ができます
(大阪モノレール 小路〜千里中央)




まんまじゃねえの
5月3日(水曜日)



いや〜、ご覧のとおりネタ不足
そんなときのために、撮っておいた一枚
どこにも鉄分はありませんが
なんか、笑って許せるでしょ?
(JR松本駅前)




電化区間に気動車が下ってきたよ
5月2日(火曜日)



その筋では、貴重なカットらしく
下り側斜面では三脚のオンパレード
ぼくなら、三脚の群れに混ざるより
こちらのほうが自分らしい一枚
孫たちに押されて、お祖母ちゃんも
なぜだかここにやってきた
お祖母ちゃんいわく
「昔は、こんなのはゴロゴロ走っていたよ」
そうなんです、なくなってから良さがわかる
人間も同じかも知れません
(姨捨駅 スイッチバック)




次は松本ぉ
5月1日(月曜日)



ぼくには珍しく、車両メインの一枚
この列車を見ると、またあの歌を歌いたくなるのですが
今日は、やめときます
このごろ、空を見上げていることが多く
鉄のほうがいささか手薄
このGWはどこかに出かけてと思うのですが
たぶん、仕事でしょうね
(篠ノ井線 塩尻〜広丘)